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福岡県町村会の裏金接待旅行「前副知事が要求」(読売新聞)

 福岡県町村会の裏金による県幹部接待疑惑で、詐欺容疑で再逮捕された元町村会事務局次長、田中剛佑被告(70)(詐欺罪で起訴)が「副知事から北海道に連れて行くよう要望されたので、旅行計画を立てた」と話していたことが、町村会関係者への取材でわかった。

 旅費は「視察費」として町村会の予算から支出されており、福岡県警は、中島孝之・前副知事(67)らの接待には、裏金だけでなく、正規の金も使われていたとみて解明を進めている。

 関係者によると、田中被告は「副知事が『北海道に行きたい』と言っている」として、自分や町村会業務課参事、天野敏哉被告(49)(同)が同行する旅行の許可を得ていた。

 旅行は、東京で毎夏開かれている町村会の研修会に合わせて企画された。研修会後、北海道のほか、東北、関東地方の観光地などへ行っていたという。

 町村会の職員である田中、天野両被告は「出張命令書」、中島前副知事には「出張依頼書」が作成され、旅費はすべて町村会側が負担していた。

 田中被告は旅行について「上司から副知事を慰労するよう指示されたため、招待した」と供述しているが、この上司は読売新聞の取材に対し、「自分はそんな指示はしてない」と話している。

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外国人観光客引き寄せる 「昔の日本」イメージの田舎(J-CASTニュース)

 岐阜県高山市に外国人観光客が続々と訪れている。日本人観光客の好みとはちょっと違い、古い町並みやお寺、お墓といった、何気ない「古い日本」が人気だ。

 2008年に市を訪れた観光客は426万1000人で、このうち外国人は17万1200人と年々増えている。外国人が1人でも歩ける町を目指し、市のホームページは英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語などで書かれ、散策マップも9言語に対応している。

■寺だけでなく、お墓にも興味がある

 高山市は1985年から外国人観光客を積極的に誘致している。なかでも力を入れている台湾はここ10年で急激に増えた。最近はヨーロッパ、オーストラリア、アメリカからもたくさん押し寄せてくる。

 日本人には飛騨高山の白川郷・合掌造り集落や奥飛騨温泉郷が有名だが、外国人に人気なのは市街地に残る古い町並みだ。江戸時代から商人の町として栄え、いまも当時の建物で商いを続けている。軒下には用水が流れ、造り酒屋には杉の葉を玉にした看板「酒ばやし」が下がっていて、外国人が思い描く日本のイメージにぴったりのようだ。

 そこから10分ほど歩いたところには十数軒のお寺が密集する東山寺町がある。4キロメートルにわたる遊歩道があり、特に欧米人に人気のスポットだ。また欧米人は寺だけでなく、お墓にも興味があるという。

 高山市観光課の担当者は、

  「お墓を観光スポットにしているわけではありませんが、お寺散策のついでに見ていくようです。欧米のお墓とは違っているので珍しいのではないでしょうか」

と話している。

 古い町並みもお寺も狭い地域に集まっていて、すべて歩いて回れるところも他の地域にはない魅力のようだ。

■熊野古道を2日間かけて歩く

 和歌山県田辺市には世界文化遺産に登録された熊野古道や熊野本宮大社、熊野本宮温泉郷があり、ヨーロッパやアメリカを中心とする観光客が多く訪れる。2008年の外国人観光客は6285人だった。

 市内5つの観光協会が加盟する田辺市熊野ツーリズムビューローの事務局によると、欧米人に人気なのが熊野古道だ。日本人は短い距離を1、2時間程度しか歩かないところ、欧米人は3、4日間かけて本格的に散策する人が多い。人気があるのは中辺路ルートの瀧尻王子から熊野本宮大社までで、2日間はかかるそうだ。

 なんでもない田舎を観光地にしようという試みも進んでいる。農林水産省と観光庁は連携し、農村に観光客を呼び込む「ようこそ!農村プロジェクト」を09年9月に立ち上げた。新しい施設をつくるのではなくて地元の財産を活かすのが狙い。地元の食材を食べて、田舎暮らしを味わってもらい、訪日外国人を増やしたい、と観光庁観光地域振興課の担当者は話している。


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桜井茶臼山古墳 表面に繊維痕 銅鏡1枚ずつ絹包みか(産経新聞)

 国内最多となる81面以上の銅鏡の破片が見つかった奈良県桜井市の桜井茶臼山古墳(3世紀末〜4世紀初め)で、鏡の表面に繊維の痕跡があることが8日、県立橿原考古学研究所の調査で分かった。織り目が極めて細かいことから、平織りの絹と推定され、鏡は石室内に副葬される際、1枚ずつ絹袋に包まれていた可能性が浮かび上がった。

 同古墳の石室は、たび重なる盗掘で鏡の納め方が不明となっており、繊維の痕跡は、大王墓での副葬品の扱い方を考える上で重要な手がかりになりそうだ。

 鏡片は、石室内や周辺の土から331点が出土。大半が数センチ大に割れていたが、そのうち「斜縁神獣(しゃえんしんじゅう)鏡」と呼ばれる中国製の鏡片(縦2センチ、横3センチ)などで、繊維の痕跡が確認された。布は腐食してすでになくなっていたが、繊維が付着していた部分がさびたため、織り目の凹凸(おうとつ)がさびとして残っていた。

 こうした破片は、内行花文(ないこうかもん)鏡の破片などでも確認されたという。

 同古墳とほぼ同時期に築造され、34面の銅鏡が出土した黒塚古墳(同県天理市)では、ほぼすべての銅鏡に繊維そのものや痕跡が残っており、すべての鏡が1枚ずつ平織りの絹で包まれていたとされている。

 橿原考古学研究所は「黒塚古墳のケースを考えると、桜井茶臼山古墳でも鏡を1枚ずつ絹で包んでいた可能性が考えられる」と指摘している。

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